ブルガリア伝説
クルム王様の法律、ライオンとワイン
マダラの騎士像にライオ ンも描かれているこ とから当時の ブルガリアでは野生のライオンが 有ったではないかという仮説もある。マダラ騎士像と直接関係はないが、ライオンについて次の伝説がある: テルヴェル時代から100年後のクルム王様はアヴァール人を破って、3人のアヴァール人の捕虜に聞いた: 「どうしてあなたたちの過去非常に強い国は滅びたでしょう?」 いくつかの理由が挙げられたが、3人とも最大理由は盗み、嘘(特に優れた人の成功をうらやましく思って、 嘘をついて彼の滅びることを目指すこと)と酒に酔 うことだと答えた。これを聞いたクルム王様はすぐに新しい法律を加えた:
- 貧しい人々に二度と乞う必要がないほどお金を与えるべし。盗んだ人の手を切断すべし。
- 誰かが人の悪口を言うとき、彼の言葉を聞かず、まず彼の手を結んで、しっかり問うべし。
- 酒を飲んだ人を殺すべし。全てのブドウを根絶すべし。
クルム王様の法律はすぐに応用され、ブドウも根絶された。しかし、ある日王様の宮殿の 前で大騒ぎが起きて、クルムは何が起きたかと聞いたら、なんとおなか をすかせた巨大なライオンが町に入ってしまい、こんな猛獣と戦う勇気は誰にもなかったので大変! 突然、一人の男の人、マヴルッド、はライオンと向き合っ て、短いナイフだけでライオンを殺した。「なんと勇気ある知識人だ」と王様考えて、 マヴルッドを呼んで、どこから来んな勇気が出たかと聞いた。マヴルッド は最初は黙っていたが、最後に密かに作ってたワインを飲んだと告白した。クルム王様はワインの 良いところに悟らせ、ワインを飲んでもいいと法律を改善し た。そのときからブルガリア全国で様々なワインが作られ、現在でもブルガリアは有名なワイン産地でもある。 ちなみに、最も有名なワイン用のブドウ種の一つはマヴルッドという。現在動物園以外にブルガリアでは生きている ライオンは一匹もいない。
(ブルガリア語)
トッ
プ
(なぞなぞ)