ロヴェチ
ロヴェチ:ライラックの街
ブルガリアの最も古い街の一つであるロヴェチは中央バルカン山脈より北西にある小さな町です。 ロヴェチの東部にストラテシと呼ばれる公園があって、その公園に広大なライラックの茂みは 春に美しい姿を見せます。そのため、ロヴェチはブルガリアのライラックの街として知られています。
ロヴェチで見ておきたいところ
- 屋根付き橋はロヴェチの新市街と旧市街を結びます。 ブルガリアの有名な建築家コリュ・フィチェトによって1874年に建てられた屋根付き橋は 1925年に破壊されましたが、1931年に復興されました。現在は屋根付き橋にみやげ店、 レストランなどが並んでいます。
- ヴァロシャ建築歴史保護区:ロヴェチの古代住民であったトラキア人が住んでいた 地域にはブルガリア国民復興時代(18-19世紀)からの160件の家が保存されています。家の多くは 一階が狭くて、窓がない、玄関が丈夫という構造を見ると、当時ロヴェチに住んでいたブルガリア人 は支配者のトルコ人から身を守るためどんな対策を取っていたかよくわかります。
- ヴァロシャ建築歴史保護区の近くにあるヒサリャ丘の上にヒサリャ要塞の 遺跡があります。ローマ帝国時代のヒサリャ要塞はよく保存されていて、時には歴史映画の 撮影所にもなっています。
- ストラテシ公園はロヴェチで最も広い公園です。春にロヴェチを訪れる観光客は ストラテシ公園に咲いたライラックの絶景を楽しめます。
(ヴェリコ・タルノヴォ)
トッ
プ
(バルチック)