ヴェリコ・タルノヴォ
ヴェリコ・タルノヴォの位置
ヴェリコ・タルノヴォはバルカン山脈よりおよそ60キロ北に、東と西ブルガリアを結ぶ 大事な道にあります。 ヴェリコ・タルノヴォはヤントラ川沿いに建てられた5000年の歴史のある街ですが、 特に発展してきたのは12-14世紀、ブルガリアの首都になった時代です。
ヴェリコ・タルノヴォの名所
要塞:ブルガリアの首都となったときヴェリコ・タルノヴォのツァレヴェツ丘に大きな要塞が
建てられ、その中に王様の宮殿や総主教の教会、数多くの貴族の家が建てられました。現在この要塞の
修復プロジェクトが進んでいて、すでにトラペジツァ丘のてっぺんに教会の建物がそびえています。この教会
は町中から見えて、ヴェリコ・タルノヴォの一つのシンボルとも言えます。14世紀にブルガリアは
オスマン・トルコ帝国に支配されましたが、要塞は最後の大きな戦いの場所となりました。
この戦いをテーマに要請で定期的に「音と光」のレーザーショーが行われます。レーザーの光に教会の鐘
の音を加えて、ほかのところで体験できないショーなので、いつも観光客が多く集まります。
次のビデオは「音と光」のレーザーショー最後の数分です:
古い商店街:ヴェリコ・タルノヴォは昔ながらのブルガリア芸術中心街です。 古い商店街に木彫り、陶芸、刃物製造などの工房が並んでいて、達人の技を自分の目で確かめます。 もちろん、それぞれの工房に作られた品物も買えます。
教会:首都として、ヴェリコ・タルノヴォはキリスト教の重要な場所になりましたが、ブルガリアは オスマン・トルコ帝国に敗れても、その重要性に変わりはありませんでした。特に19世紀、ブルガリアの 民族復興時代に数多くの教会が建てられました。13世紀の40人の致命者聖堂、19世紀のコリュ・フィチェト 建築者によって建てられた生神女誕生大聖堂、聖コンスタンティン・エレナ聖堂はヴェリコ・タルノヴォのもっとも 美しい教会とされています。
歴史建築保護区のアルバナシ村:ヴェリコ・タルノヴォの近くにあるアルバナシ村 にブルガリアの伝統的な家がたくさん残されていて、 アルバナシ村全体は歴史建築保護区となっています。アルバナシ村は特に夏に昔ながらの田舎の 生活を味わいたい観光客でにぎわっています。
ヴェリコ・タルノヴォの名人
ヴェリコ・タルノヴォ出身のブルガリア名人が数多くいます。たとえば:
作家のペトコ・スラヴェイコフ
5回も世界チャンピオンになった射撃選手の ヴェセラ・レチェヴァ
日本で大活躍なさっている相撲力士の 琴欧洲勝紀 (カロヤン・マハリャノフ)などなどです。
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