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ブルガリアの経済

現在の経済状況

ブルガリアは2007年1月1日に欧州連合(EU)に正式に加盟した。世界銀行によると ブルガリアは中進国に分類され、過去数年は高い国内総生産(GDP)成長率(4-5%)を示している。 ブルガリアはEU諸国の中ではまだ二番目の 貧しい国だが、生活レベルはだんだん高くなっている: 2009年の平均の給料は600レフ(300ユーロ、 だいたい3万9千円)、2006年の354レフのほぼ2倍。 2007年1月1日からブルガリア の法人税は10%になり、EUでもっとも低い方である。これに伴い、 2007年の海外投資は151億671万ユーロにも上った。2008年1月1日から取得税は収入によらず10%に定められた。 2007年はブルガリアの産業成長が14%で、世界の6位だっ た。 失業率は1990年代の17%から2007の7% まで減少 した が地域によって二桁のところもある。また、10年前と比べてインフレはかなり下がった(2007年は 12.5%)が EU諸国と比べたらまだまだ高いので、通過をレフからユーロに変えるのは早くても2013-2014年と推測 される。 GDPは次のように構成されている:
農業:8.0%;
産業:26.1%;
サービス:65.9%

農業

ブルガリアの国土の約3分の1は農業に使われている。ブルガリアの面積が少ないものの、 様々な農産物において生産量が高かくて、世界的にもブルガリアは重要な生産 地である:

生産物 ブルガリアの世界位
アニス(種はクッキーなどの香辛料)
ロバ肉
ヒマワリの種(ブルガリアの食油の原料) 11
穀物(特に小麦:主食のパンの材料) 12
キイチゴ、羊ミルク 13
水牛ミルク  14
アスパラガス、タバコ   15
からしの種 17
唐辛子  18
チェリー  21 
ブドウ 24
アンズ、プラム     27
アーモンド、イチゴ 32

エネルギー

ブルガリアには燃料となる天然資源はほとんどないが、東南ヨーロッパで最も重要なエネルギー生産国の一つであ る。 コズロドゥイ原子力発電所(3760MW)に続いてベレネ原子力発電所(2000MW)は建築中である。

産業

銅、亜鉛、ビスマスや石炭の鉱業が盛んである。また、ソフィア、プロヴディフなどの都会には大きな工場があって、 家電製品、パソコン、電話、CDや医療機器、電車、トラム、バス、船などの生産が行われている。

観光

観光はブルガリアの国内総生産のもっとも重要な因子の一つである。毎年観光客の数は増えている。 2008年にブルガリアを訪れた観光客は853万人(そのうち日本人は9830人): ブルガリアの人口より多い。 2010-2011年はその数が2000万人まで昇ると推測される。観光客の大多数は季節によって冬もしくは夏のリゾート に向かっている。例えば日本人の観光客のピークは5、6月(3100 人)で、 おそらくバラの祭りが関係している。 ブルガリアには自然、文化、歴史豊かな国なので観光業は更に成長すると考えられる。

 

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